私たちが開催してきました『芸能大会』は、今年67回を数える永い歴史のある民踊発表会です。
昭和時代は民踊愛好者も多く、夏祭りともなれば地元の青年団が核となって、おどりが盛んに踊られました。
踊りの楽しさなど踊りの魅力に誘われて、指導者について個人的に踊りを習う人も出てきました。
そして、地域のコミュニティーも大いに深まったことと思います。
昭和から平成に時代が変わると、人々が求めるレジャーは多様化してきました。
人々は個人で楽しむことができる、また派手な演出の娯楽を追い求めるようになりました。
そのような変遷の中で、地味で目立たない趣味娯楽は、本当にそれを好む人たちのものになっていきました。
今は令和の時代になりました。
私たちは、忙しい日々の暮らしの合間に、仲間と協力しあって踊りの練習を重ねてきました。
最近では、民踊にこだわらず、ハワイアンやよさこい踊りを楽しむ皆さんとも共演するようになりました。
踊りに対する私たちの思いは熱いのですが、どんなに練習を重ねてもまだまだ練習不足ではないかと思い返すことが有ります。
そんな私たちの踊りですが、温かい目でご覧いただければ嬉しく思います。